§ ごあいさつ

看護師の方々は日々の仕事でストレスを感じることが多いです。

私もかつて、自分の健康を犠牲にしてまで働いていた時期がありました。

それまで自分は健康だから大丈夫だろうと思って仕事をしていました。
しかし、40代のとき、大病を経験。病気になって初めて『健康の大切さ』を痛感しました。

そこに至るまでのいきさつを少し話させていただきますね。

* * *

私は、娘が3歳になる頃からシングルで子育てしながら高齢者施設の看護管理職として仕事復帰しました。
看護師不足の中、私は残業や休日出勤が当たり前になりがち、祖母に子供のお迎えなどお願いしなくてはならない毎日。
子供との時間が少なくなってしまい、子供が寂しい思いをしていないか、申し訳ない想いをずっと抱いていました。

職場では、管理職として部下やほかの職員との価値観の違いですれ違ったり、コミュニケーションが上手くいかず
他職員に寂しい想いをさせてしまい自己嫌悪に陥ったりしては、常に孤独感を感じていました。


また、上司からは頑張らざるを得ない状況だった現状を否定され、頭が真白になったこともありました。

悩みを誰に打ち明けてよいかもわからず、家に帰っても子供にはつらい顔は見せたくない・・・
睡眠不足やストレスMAX状態はしばらく続いていました。

子供の顔を見ながら一緒に食事ができる、一緒に寝ることができる・・・
といった当たり前のことが私自身の幸せ、生きる価値となっていました。



しかし、私も完璧な母親にはなれなかったようで、
疲れやストレスがたまってしまうと、ついイライラしてしまうこともあったりして、
自己嫌悪することも度々あったのを覚えています。

気兼ねなく、誰かが話を聞いてくれるだけでもその時の私の気持ちは軽くなっていたのではないかと思ったりします。

ちょうどそのころ・・・
私自身自覚症状はなかったのですが、30代で行った健康診断の血液検査で、
ある検査値が高値で「精密検査要」となり、婦人科受診し、子宮内膜症と診断され内服治療もすることになりました。

定期的にCT検査で経過を追っていましたが、自覚症状もなく安定したので、検査スルーして2年くらいたったのでしょうか。
主治医も変わり、ある日、しばらくCT検査をしていなかったことがやけに気になったため、
主治医に相談し検査をすることになりました。

結果は、なんと早急に手術を要する状況だと主治医から連絡が入り、
そこからバタバタと・・・

私の病気のための入院や治療により、家族や子供の笑顔を奪ってしまってはいないか、
それだけでなく、今回は自分自身の命とも向き合わなくてはならない…

とても苦しかった記憶は今でも忘れません。

* * *

今のところ、おかげさまで私自身経過もよく、安定して過ごせています。

心の疲労が病気に繋がったのか、病気が心の疲労感を助長させたのかは明確ではありませんが、
私はこのことがきっかけで、自分自身と向き合い、健康的なライフスタイルを大切にするようになりました。

╲健やかでポジティブな心は、健康な体と明るい未来を創る!/
そう、今は断言できます。

イメージつかないかもしれませんが、昨日まで当たり前だったことが、ある日突然当たり前でなくなることが本当にあります。
また、笑顔や心にゆとりがなくなってしまうと、歯車が少しずつ回らなくなっていく…


そんな経験から得た教訓を、私は皆さんに伝えたいのです。
わたしと同じ辛い想いをする人は少ない方がいいはずだから。

* * *

現代社会は人生100年時代を迎え、高齢化が進む中、
看護師の重要性はますます高まっています。

このような時代背景の中で、看護師不足が深刻な問題となっています。
高齢者の増加に伴い、医療・介護の需要が急速に拡大し、質の高いケアが求められています。

しかし、看護師の数がそれに追いついていないため、残業や休日出勤が当たり前となり、子供との時間を削るケースも少なくありません。
この状況を改善し、質の高い医療・介護を提供するためには、看護師の働きやすい環境を整えることが喫緊の課題となっています。

昔も今も、医療現場でのお仕事は大変なことも多いことは変わりありません。

『看護師の健康は、病院の価値を高めます。』


看護師の健康は、質の高い医療を提供する基盤でもあり、患者さんの信頼を得る第一歩だけでなく、
離職者対策としても不可欠であると私は考えます。同時に個々の健康な心身は職場環境全体の活力を高め、
チームの成果にも影響にも繋がります。


そして、彼らの健康と幸福を支えることは、
患者さんへの優れたケアの保証であり、病院の成功の要となるのです。

だからこそ看護師や医療職が自分自身のストレス解消できる方法やリラクゼーションの方法を学ぶことは、
日々の業務に対するストレスへの対処がより効果的になり、非常に有益になるのです。

私の使命は、美容と健康の融合を通じて、人々が自信を持ち、豊かな人生を送る手助けをすることだと考えています。
特に、看護師の方々には、自己ケアの重要性やストレスマネジメントの方法を提供し、彼らの健康と幸福に寄与したいと考えています。
一緒に健やかな未来を築いていきましょう!  


   まちなすLabo 代表 こうだまさえ

§ 経歴

千葉県松戸市出身。
看護学校を卒業後、国保総合病院にて従事。結婚退職、出産し、子供が3歳になるのを機に復職。
高齢者施設、地域包括支援センター、新型コロナウイルス感染症相談センターなど多様な場所で経験の幅を広げる。
看護管理職として後輩及び介護スタッフの育成に携わり、高齢者施設立ち上げスタッフとしても尽力してきた。
約30年看護師として医療的専門知識や経験を積むだけでなく、介護・福祉の現場での幅広い経験を積み、各々の立場から問題解決の糸口を見つけることを得意とする。また、働くママとしての多種多様な悩みを乗り越え、自らの闘病体験を機に「元気なうちから健康なからだつくり」「セルフケア」の大切さを痛感。「予防医学」「地域共生」を特化とした看護師として活動開始。高齢化社会のこの時代を、働く女性とシニア世代が自分らしくより良い生活を送ることができるよう、ヘルスケアにメディカルアロマを取り入れ、健康寿命を延ばすことを目指す。
コミュニケーション力でサポート力アップを目指し、メンタコーチ資格取得。令和元年8月独立、まちなすabo立ち上げ、コミュニティナースとしても日々奔走中。


§実績

●2019年 独立起業
●2019年 合同会社ジーフロッグ 顧問看護師契約
     特定技能現地生徒対象 介護日本語講師としてサポート開始
●2019年 ソーシャル部門「まちなすLabo/Friends」発足 地域活動開始
●2019年 まちなか保健室「ふらここ」にて健康相談開催
●2019年 まちなか保健室「はれの日サロン(常盤平)」にて健康相談および健康講座複数開催
●2020年 まちなか保健室「ネコサポステーション(八ヶ崎)」にて健康講座開催
●2020年3月〜2021年12月 シニアライフカウンセラー講座 講師(毎日新聞社開催) 
●2020年 令和2年度松戸市市民活動助成事業として「働く人のまちなか保健室」実施
●2020年 こどものまちなか保健室「根本天満宮(松戸)」出張健康相談実施
●2020年〜 某社労士事務所のアドバイザー看護師として契約
●2020年10月 松戸市内の高齢者サポート団体にて、認知症予防にアロマを活用講座
●2020年11月 健康縁日 市民向け講座講師「笑うって素晴らしい!」
●2020年12月 松戸市100人会議登壇
●2020年 某大手会社特定検診後のサポート業務委託
●2021年 令和3年度松戸市市民活動助成事業として「働く人のまちなか保健室」実施
●2021年 ストアカ講師として講座実施
●2021年 まちなか保健室「誠ハウス(千駄堀)」開催
●2021年3月 松戸みらいフェスタに参加
●2021年 松戸市高齢者団体への体操インストラクター
●2021年 某介護福祉施設従事者のためのスキルアップ研修講師
●2021年〜医療的ケア研修講師として業務委託
●2021年9月〜2022年10月 松戸プロジェクト・オンライン講座「まちなか体操」インストラクター
●2022年 シニアキャリアサポートチームに加入。睡眠コーチとして講座実施
●2023年 エグゼ・ウェルネスコーチとして事業開始
●2023年2月 ゆめのたね放送局パーソナリティーデビュー
●2023年9月 すっぴん美肌Labo(健康美容事業)立ち上げ

§マスメディア

●常盤平団地「はれの日サロン」から まちに「保健室」を作りたい~まちなか保健室コミュニティナース・国府田正枝さん((前編・後編)
●TheNews(ザ・ニュース)新型コロナウイルスを寄せ付けないために、すぐできる感染対策!~キホンの”き”~ –他記事多数
●ちいき新聞「働くひとのまちなか保健室」2020年12月18日号 No.917]
●ゆめのたね放送局ラジオパーソナリティーとして活動中
 毎週金曜日22:30〜23:00 「五十路のホンネ」(オレンジチャンネル)